多摩の安心を作り出す地域密着型の電気屋

一つの改善から働きやすい環境整備を

投稿日:2012年5月10日

こんにちは。株式会社愛宕の堀井です。

今回は”改善”をテーマに話してみようと思います。

 

ミスすることよりも、ミスを放置することが問題

365日、一度も失敗をしないという人は先ずいないと思います。

ちょっと時間に遅れたり、相手に少し失礼なことを言ってしまったり、

するべきことが抜けていたりと私も反省することが多いです。

プライベートな部分であれば反省するだけで良いのですが

仕事で同じ失敗を繰り返していくとクライアントの信頼を失い、仕事もなくなってしまいます。

一人の一つのミスが、会社の危機に繋がるということもあると思います。

大きなミスが小さなミスの積み重ねにより生じるという話もありますが、

私達が組織としてできるのはこの小さなミス、ひとつひとつに対処していくことだと思います。

放置しているとミスを起こした別の人間がまた同じミスを起こすかもしれません。

ですので、どんなに小さいミスでも改善していくのが理想です。

 

起きたミスは会社のミスとして扱う

例えば、10時にアポイントメントが入っていたけれども、

交通事情のせいでどうしても間に合うことができない。

連絡もせずに遅れて到着するとクライアントは激怒していた。

こういう問題は突発的でなかなか防ぎようがありません。

個人に焦点を当てても、「早く起きよう」とか、「ちゃんと連絡しよう」

というような範囲までしか広がりません。上司によってアドバイスも変わることもあります。

しかし、個人のミスではなく会社のミスと捉え、会議の場で話しあうと、様々な改善案がでてきます。

・遅れる際にする行動は共有されているか

・スケジュールの組み方に無理はなかったか

・クライアントには交通事情によって遅れる可能性が伝わっていたか

などなど、個人の問題ではなく全体の問題として捉えるだけで

改善の選択肢が広がっていきます。

 

問題の共有は働きやすい環境に繋がる

大切なことは問題が共有されることにあります。

問題の原因を紐解いていくとどのレベルで対処するかも見えてきます。

個人の意識の問題か。

会社の部所の問題か。

経営の問題か。

それ以上に解決しにくい問題か。

個人の問題と思っていたものが、

実は部所の問題であったり、それ以上のレベルの問題であることもよくあるでしょう。

そうやってひとつひとつ対処していくことで、

不満に感じているものは解決することができる職場になり、

個人としては問題が起きても対処できるという自信につながって

より良い仕事ができるようになっていくと思います。

 

問題やミスの報告がしやすい環境整備を

会議で全員がいる。経営者もいる。

そんな場所で、どうどうと意見を言うのはとても勇気がいることです。

ここについては私自身、もっと意見を吸い上げる努力や工夫が必要だと考えています。

そのために、周りが不満に感じていることを自分が一点でも見つけたら、それを題材にあげて

時には僕自身の問題を解決するということもして、みんなで話し合うという積み重ねをしていこうと思います。

 

株式会社愛宕 堀井

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株式会社愛宕の歴史と肩をはらずに仕事をする考え方

投稿日:2012年5月2日

こんにちは。株式会社愛宕の堀井です。

今日は弊社の始まりと、私の考え方についてお話してみたいと思います。

 

最初は地域の家電屋さんから

昭和54年、私の父が25歳の時に有限会社愛宕電化ストアという名前で

地域の家電屋さんとして始まりました。

多摩市落川に自宅兼店舗で商いをしていた頃は

”愛宕電化”として親しまれていたようです。

当時は東芝や日立などが家電を売るために、

地域にどんどん小売店を進出させていた流れが

開店の後押しになっていました。

 

家電製品からセコム事業へシフト

大型の家電屋が増えてくる中で、

新しくセコムの導入をサポートする事業を行ったのが当たり、

社員が3年で10倍になる急成長を遂げました。

私は一身上の都合で会社から離れていたのですが、

戻ってきた時には事業と規模がおおきく変化しており、

戸惑う日々が続きました。

 

周囲から信頼を得るためにできることをすべてやる

父が始めた会社で、離れていた私が突然戻ってくる。

そんな私を全員が歓迎してくれたわけではありませんでした。

仕事も与えられず、とにかく自分でやれること、

必要だと思うことをを見つけて実行していくしかありません。

当時は私も若く、信頼されたい、成長したいという欲求が非常に強かったため

寝る間を惜しんで仕事を行なっても倒れずにすんだんだと思います。

 

埼玉へ所長として出向いたときの驚き

埼玉に所長として行ったはじめの1年は相当つらかったです。

大宮のそばの土呂という場所に事務所があって

そこまで多摩市から車で通っていました。

最初の3ヶ月間はずっと仕事をくれませんでした。

まず、現在の事務所の状況を理解することからはじめ、

例えば、事務所内のものがすべて分かるようにしたりとか

誰がどんな仕事をして、何をしたら役に立つのかを考えて行動していました。

そんな中、私が一番驚いたことは、朝は誰もいなく、

夜も戻って来る人がほとんどいないという状態でした。

急激に大きくなりすぎて、管理体制が十分に築けていない。

自由すぎて皆が聞く耳をもたない。

朝ちょっと仕事したら家に帰るケースや、

節々で休んでいるなどなど、改善できるものが多いことに気づいたんです。

 

先ずは自分が手本になる

どうやったら皆がちゃんと働いてくれるか考えた時、

先ず、自分が信頼される人間でなければいけない思いました。

何かあった際はすぐに報告する。

今、自分がどこにいるかもしっかりと報告する。

大変そうな仕事でもすすんでやる。

そのような姿勢で取り組んでいたら、

だんだんと仕事をくれるようにもなりました。

それから紆余曲折を経て1年がたち

今誰が、何をしているかわからないという状況は改善されました。

 

なるべくポジティブに考えていく

私が一連の問題などを改善しようと取り組んできた中で

大切にしていた考えがあります。

それはなるべくポジティブに考えるというものです。

例えば、車を運転する際は事故を起こさないようにと

緊張しながら運転するのではなく、

なるべく安全に運転する、という気持ちが楽になる発想をする。

忙しい時でも、違反を起こしてしまって、車を乗れなくなったほうが

会社としてのリスクが高いですからね。

だったらルールを守って安全に運転したほうが良い。

そういうふうに考えると、気持ちに余裕ができるし、事故に遭う確率も減ります。

 

自分の休憩ポイントを見つける

どうしても忙しくて心に余裕がなくなってしまうと

仕事や対人関係がうまく行かなくなってしまう場合があります。

そういう時のために、自分の休憩ポイントを作っておくと良いですよ。

お昼は美味しいご飯を食べるとか、

携帯ゲームをするとか、

今日はもう休む、と区切りを作ることもある。

私はFMラジオが好きで車に乗りながら聞いていたら、

すべての放送スケジュールを覚えるようになって、

”あのコーナーもうすぐだな!”

ちょっとした盛り上がりを日常に紛れ込ませておきました。

みなさんは趣味や休憩ポイントがありますか?

数分間でも一日に一度、楽しみなものがあるだけでも

とても楽しく生きることができ、仕事も順調に進められると思います。

ぜひ一度、ご自分で楽になる方法を考えてみてください。

株式会社愛宕 堀井

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